2024年 第3回 G検定に合格したので、勉強方法を(ざっくりメモ程度ですが)書いてみました。
これから試験対策を始める方々の参考になれば幸いです。
教材
まず初めに、筆者が使った教材を紹介します。
教科書
緑の表紙の教科書を使いました(これを「緑本」と呼ぶことにします)。
公式テキストではないですが、説明はわかりやすいのでおすすめできます。
ちなみに公式テキスト、いわゆる「白本」はこちら↓
個人的には、白本と緑本、どちらを購入しても問題ないと思います。
以下にそれぞれの特徴を挙げてみました。
※白本は書店で中身を確認してきました…
- 白本(公式テキスト)
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- G検定を主催する「日本ディープラーニング協会」が監修している。
- シラバスの内容を満遍なく淡々と説明する感じ。
- シラバスが更新されてから新しいバージョンが出版されるまでが早い。
2024/7時点で白本は3版、緑本は2版で、白本のみ最新シラバスに対応。
- 緑本(筆者が試験対策で使った方)
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- 試験範囲を網羅するというより、試験に出そうな部分を重点的に解説。
- 技術的な内容の説明がわかりやすい。
- 重要用語はオレンジで書かれており、赤シートに対応している。
本屋さんで実際に中身を見てみて、自分が読みやすいと思った方を購入するのが良いと思います!
問題集(書籍)
問題のあとにすぐ解答解説が記載されていて、一問一答形式で進められます。
「一問解いたらその場で解説を読みたい!」というタイプの人におすすめです。
問題集(Udemy)
【G検定:300問全問解説付き】模擬試験問題集(最新シラバス準拠)
問題集1冊だと演習量に自信がなかったので、Udemyの問題もやりました。
既に問題集を1冊買って勉強した人であれば、Udemyはやらなくても試験合格ラインには届くと思います。
「念入りに対策したい」「確実に合格点に届くように対策したい!」という方は、Udemyか別の問題集を買い足すのをおすすめします。
本の問題集を買い足す場合は、黒本がおすすめ↓
勉強の流れ
教科書→問題集→教科書2周目→Udemy→本番
超ざっくりとした流れは以下のとおり。
勉強を始めてから試験当日まで1ヵ月程度でした。
教科書を読む→問題集を解く→教科書を読む(2周目)→Udemyの問題を解く→試験本番
具体的にやったこと(+感想)
- 所要時間:約2週間
(だらだら読んでいたので時間かかった…) - 大学で学んだ内容も多々あった。
- 「聞き覚えはあるけど内容はわからん」という感じの単語が多かった。
- このときの正答率は50%くらい。
- 試験本番で使うExcel(つまりカンペ)作りを開始。
- これが終わった時点で、Excel350行くらいになっていた。
- カンペに存在しない内容があればExcelに追加していく(めっちゃ多い)
- 教科書に書かれていない単語がたくさん出てくるが、気にせず足していく。
- 黒本の問題は本番試験より難しいと思っておいてOK。
- 問題集の問題があまりに解けなくて不安になったため、教科書を復習することに。
- カンペに存在しない内容を見つけたらカンペに足していく。
- 解説を読んで、カンペにない内容はカンペに足していく。
- カンペにない内容があればカンペに足していく。
- 教科書にない内容がたくさん出てくるが、気にせずとにかく進める。
(やり始めたら後に引けなくなった笑) - Udemyの問題は本番試験より難しいと思っておいてOK。
- 最新の技術動向を踏まえた問題も出題されるので、その対策を少々した。
- AI白書にさらっと目を通す。
- X(旧Twitter)のITメディアニュースのアカウントを毎日見る。
- カンペの内容で、試験問題の8割くらいは解けた。
(カンペをがっつり作りすぎたと思う) - 初見の単語が出てきたら、ネットで検索するなどして解答した。
結果:正答率約90%で合格
ここまでに記載した方法で、無事に合格できました。
合格ラインは正答率60%程度のため、だいぶ余裕を持って合格できたようです。
筆者は結構しっかりとしたカンペを用意して受験しましたが、
「合格するだけならこんなガッツリ用意しなくても良かったな!!」と思いました笑
まとめ(全体通しての感想)
ここまでに書いた勉強をした上で、実際に試験を受けて感じたことのメモです。
- 緑本の表紙には「この1冊だけで合格できる!」と書かれているが、教科書1冊だけでは十分に対策できたとは言えない。
- 試験本番は調べながら解いてよいので、教科書1冊だけあれば合格するのかもしれない。
が、本番試験で教科書に書かれていた内容は40~50%くらいだったと思う。 - 試験中にネットで検索することはできるが、全問調べる時間の余裕はない(※191問で200分)
⇒ある程度の暗記とカンペ作りはした方がよい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
G検定を受ける方々にとって、少しでも参考になれば幸いです!
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