今回は、「就活のES・面接でよく聞かれる挫折経験、どう答えればいい?」という疑問に私なりに答えます。
面接で話すような挫折経験がない…
と困っている、就活を始めたばかりの学生さん向けの内容です。
記事の最後に、私自身が実際の面接で話していた内容も紹介します。
- 立派な経験じゃなくてOK
- 【ES】とりあえず何か書いて提出しよう。
- 【面接】思いつかなければ正直にそう答えるのもあり。ただし言い方は工夫しよう。
【ES】とりあえず何か書こう
私は就活を始めたばかりの頃、
何かすごい挑戦経験を話さなきゃ。
でも、挫折するほど高みを目指した経験がない…
と思っていたので、ESの挫折経験の設問がなかなか書けませんでした。
でも、何か書かないと応募できません。
応募しない限り、その企業に合格する可能性はゼロです。
なにかしら書いて応募すれば次の選考に進めるかもしれません。
ということで、なんでもいいので何か書いてみましょう!
- ”すごい経験”じゃなくていい
- 失敗経験・恥をかいた経験を探す
- 「失敗から何か学んで行動に移した経験」だととても良い
1つ目が結構大事。まずは「○○をやってみたけど失敗した⇒こんな風に改善した!」みたいな簡単なエピソードでOKです
”すごい経験”ではない例
参考までに、例を挙げておきます。
- バイトでミスを連発して怒られた⇒○○をして改善した
- 英語の授業でうまく喋れなくて笑われた⇒○○の方法で練習をした
- テストで赤点を取った(浪人した)⇒勉強方法を見直して次に活かした
- 行き当たりばったりで行動して失敗した⇒計画を立てることの重要さを学んだ
そんなことでいいなら書けそう!
と思った方もいるのではないでしょうか?
「そんなこと」でOKです。
まずはESの空欄を埋めて提出することが優先です。
挫折経験を伝えるテンプレート
何か書けそうなエピソードは思い浮かんだでしょうか?
思い浮かんだら、次に以下の内容を整理してみてください。
- 何をして、どんな風に失敗したのか
- 本当はどうしたかったのか、なぜそれをしたのか
- どうして失敗したのか
- その失敗を受けて、何をしたか
- この経験から何を学んだかリストリスト
多少なら話を盛ってもOKです笑
これができたら、テンプレートに当てはめていきます。
- 挫折経験は、○○で○○してしまったことです。
- 当時、○○しようと考え、○○しました。しかし○○の結果になってしまいました。
- 原因は○○だと考えました。
- そこで○○に取り組みました。/それからは、○○する際には○○を心掛けています。
- この経験から、○○を学びました。/入社後も○○を継続したいです。
面接であれば話し言葉で、同じ内容を話せばOKです
ネットで「挫折経験 書き方」と検索すると、他にも色々なテンプレートが見つかると思います。
興味があればぜひ調べてみてください。
【面接】どうしても話すことが思いつかない場合
ESを空欄で提出すると確実に不合格になりますが、面接であれば「人生で大きな挫折をしたことがない」と正直に話すのもアリだと思います。
しかしそれだけだと物足りないので、伝え方には工夫が必要です。
「私には、挫折と呼べるほどの経験がありません。」に続けて、今後困難なことに直面したとき、どう行動したいかを話すのがおすすめです。
会話の流れによっては、「今までに大きな挫折を経験しなかったことが自分の弱みです」と話すのも良いかもしれません
筆者が実際に話していた内容(少し変わった例)
私は「○○して挫折して、△△に取り組んだ」のテンプレートとは少し違うことを話していました。
ざっくり書いたので、参考までにご覧ください。
- 中学時代、自分は勉強も運動も学年トップレベルだった。だから心のどこかで、自分のことを特別な存在だと思っていた。
- しかし高校に入ったら、自分よりできる人が周囲にたくさんいて、自分は全然特別なんかじゃないと気付いて心が折れた。
- プライドを捨てて、謙虚になった。
- 自分が凡人だと認めたら、他人を尊敬できるようになった。
「あのときプライドを打ち砕かれて、本当に良かったです。○○高校に入って良かったと心から思ってます~」で締めくくって、”いい話した感”を出してました(笑)
おわりに|立派な経験でなくても大丈夫!
今回は、挫折経験の設問で困っている就活初心者の方に向けて、その対処法を解説しました。
ここまで色々書きましたが、一番お伝えしたいことは「挫折経験は立派な内容じゃなくてもいい」ということです。
こんな挫折経験しょぼいと思われないかな…とか考えなくて良いので、とりあえずES書いて出してみましょう。
こんな挫折経験しょぼいと思われないかな…とか考えなくて良いので、とりあえずES書いて出してみましょう。まずは書く練習が大切!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
コメント